我らがチーム・パレルモのホームスタジアムである。(去年の写真)
イタリアにこんな球場があるとは、僕も想像がつかなかった。
通称、ジョー・ディマジオ スタジアム。
彼が乗馬をするために、ここパレルモに買った土地を利用して
球場にしたという逸話からそう名づけられている。
しかしパレルモに住む人たちは、ほぼこの球場の存在を知らない・・・
いや、知らなかった、去年までは。
今年はちょっとした有名スポットになっている。
それは年末パレルモ市が開催したカウントダウンイベントに使われたそうで
我らがスタジアム始まって以来の観客動員
というか球場内に入り込んで、パレルモ市民は色々と悪さを働いた。
まず観客席前にあった大きなネットはビリビリに破かれ
そして外野フェンスのマットは外され、みんな持って行かれてしまったらしい。
何に使う気だよ、パレルモ市民!(笑)
そしてとどめを刺されたのが、パレルモ市が開催した
「スキーイベント in シチリア」!!
球場内に雪をたんまりと降らせ、イベントは大成功。
しかし数日後、雪が解けてみてビックリ!
なんと芝が全部ハゲたばかりではなく、土が無くなってしまった・・・
南の島に人工雪を降らせるのは良いとしよう
でもなぜ、その雪たちの受け皿に野球場を使った!?
シチリアでは、ちょっとしたバカ・ニュースとして連日放送されていた。
そんな理由から現在、ここでは試合ができないのだ。
イタリア野球はホーム&アウェーでおこなわれる。
なので現在我らがパレルモは、ひたすらアウェー戦を強いられている。
今日も練習でここを使ったのだが、地面がガタガタで真っ直ぐに走れない。
さらには、ゴロを打っておけばまず出塁間違い無しと言えるくらい
ゴロが真っ直ぐに進まない。
そんなこの球場、6月からこの状態のまま試合をおこなうことが決定した・・・
おそらく今、世界でもっとも危険な野球場と言えば、まず間違いなくここだろう。
「これを利用して、我々ホームチーム、パレルモの利点に・・・」
と考えたいところだが、そうは簡単にいかない。
我々もここで守備につかなくてはいけない。
しばらくここでプレーしていればいずれ慣れる、とかそんな甘い問題ではないのだ。
スキー場設営のために使った工具やら釘やらが
球場内のいたるところに散りばめられている上に
目では確認できない穴がいたる所に点在している。
気を抜くと、足が20センチ近く地中にめり込んだりする・・・
アミューズメントパークか、ここは(笑)
そして1番被害のすごいサード付近を誰が守るのかと言う話に
「ヤギがいいよ。アイツ捕れなくても身体で止めるから」
どうやら6月から僕は「サンドバック」になるらしい☆
まじでこのまんまでやるの?
二塁ベースの手前放置?
信じられないんだけど。
日本のハイテクマシーン
「とんぼ」はないの?
まあ、あってもこの酷さは
直らないだろうけどさ。
ラグビーボールで野球やる感覚だな。
川相ばりに20㌢の穴狙った
バント作戦しかないな。
投稿情報: たかし | 2006年5 月11日 (木) 14:52
げーーーーーーーーーー
しょっくーーーー!!!!!!
あの整頓された景色眺めてるだけで素敵な気分になったのになあ。
なにやってんだよパレルモ!!!(怒)
あの校庭に置いてある、でっかいローラーみたいなやつないの??
投稿情報: chihirock | 2006年5 月11日 (木) 16:54
>たかし
川相ばりにねぇ、実は狙ってる(笑)
サード守ってて腹立つもん。
これは敵も苦しんでもらわないとね☆
今日とんぼでやってみたけどどうにもならなかった・・・
粘土質の土が絶望的なくらい固くなってる。
砂利はとれないしさー、むしろコンクリートの上とかでやったほうが安全だわ。
>チヒロック
ねー、バカだよねー。
チヒロックが来てくれた時点でもちょっと荒れてたんだけど、そんなレベルじゃないからなぁ今・・・
せっかく良い球場だったのにねぇ。
あのローラーはないんだよ・・・
あれあったら、けっこういい感じになりそうだけど
穴はどうしようもないだろうなぁ。
投稿情報: やぎ | 2006年5 月12日 (金) 04:41
Whichever way you go, the ordinary fare from London to Copenhagen or Arhus is around.
投稿情報: scandss | 2011年12 月23日 (金) 18:18