八木です
今回、僕の著書に対しての色々なご批判、ご指摘を受けながら、なかなか回答をアップすることができなかったこと、まずお詫びします。
最初に湊川さんからのご指摘をいただいたあと、まず、湊川さんに直接ご連絡を取りたいと考え、「Catherine」さんの書き込みに残されていたURLを頼りにご連絡を取ろうとしていたのですが、その間どんどん書き込みが増え、どう対処していいのかわからないうちに時間が過ぎてしまったというのが正直なところです。
ご指摘の件についてお答えさせていただきます。
問題になっている点は大きく2点だと認識しています。
まず、僕が本当にセリエAのチームにいたのかという点です。
04年、僕がそのチーム、PALERMO PROVINCIA TURISTICA(通称・アスレティックス)のテストを受けたのは、夏の終わりで、既にセリエAのリーグ戦も終わり、選手登録期間も過ぎたあとでした。なので、「とおりすがり」さんのご指摘の通り、記録には残っていません。拙書にも書いてあるとおり、僕はそのチームがセリエAリーグに所属しているチームだとは知らずにテストを受け、メンバーとして受け入れられ、(レギュラーシーズン後の試合に)何試合か出場したに過ぎません。
その辺の事情を拙書の中できちんと説明できず、誤解を与えてしまったことに関しては、深くお詫びいたします。
拙書の大半を占める05年、06年にセリエCのチームの選手として野球をしていたことは、拙書に書いてある通りです。また、04年も含めて、いずれの年も報酬を受け取っているというのが、僕がプロ野球選手だと認識した根拠になっています。
二つ目のイタリア野球を軽視という点についてですが、これは正直なところ、そう受け取られてしまったのは残念というしかありません。自身の文章力の至らなさを思い知るのみです。
この本は、僕がこのイタリアの野球を通してどれだけ素晴らしい人々に出会い、至福のときを過ごさせてもらい、救われたかということがテーマでした。
イタリア野球を軽視という気持ちは断じてありません。
僕はこのイタリアでの素晴らしい経験に病みつきになり、その後、キューバ、リトアニアと野球をしに行きました。まだ、正式な返事をいただいてはいないので公にはしませんが、次の新しい国へ向けての準備をしている最中でもあります。
今回、僕にとって初めての本の執筆、出版に際して、色々な方にご迷惑と不快感を与えてしまったことに関しては、改めてお詫びを申し上げます。
僕の話を聞いた方からブログを勧められ、色々な方に応援され、このブログを目にした方から出版のお話をいただき……夢心地でここまで来てしまったのですが、浦口さんの引用されたコメントにあるように、情報発信する責任と自覚はあったのかというご指摘には、答えに窮してしまうのも事実です。
精進していきたいと思います。
今後とも、応援、ご指摘、よろしくお願いいたします。
八木虎造
追記:今回いただいたコメントに関しては、自戒の念も込めて、このまま残しておこうと考えています。不都合のある方はご連絡いただければ削除いたします。ただ、「浦口」さんのように、削除を希望しているコメントが、別の方のコメントである場合もあるので、悩ましい限りです。どうすればよろしいでしょうか?
いつも野球や地域の記事を楽しみにしてます。
今後の更新もがんばってください。
投稿情報: 柊 | 2008年2 月26日 (火) 20:26
かなり以前からBlog拝見していましたが、はじめてコメントします。
自分も野球をやっていましたが、野球だけでなくそれを取り巻く環境で、
楽しんで人生を送られている八木さんがうらやましい限りです。
これからもご活躍期待しています。
時期が時期ですが、シーズン中はもっと更新してください。
なんかスッキリしました。
投稿情報: rsc | 2008年2 月26日 (火) 20:30
はじめてコメントします。
メディアに取り上げられるずっと前からいつも楽しみに読んでいました。
どの写真も文章もいきいきとしていて本当に面白いです。
最近更新ないなあと思っていたらそんなことになっていたんですね。
> この本は、僕がこのイタリアの野球を通してどれだけ素晴らしい人々に出会い、至福のときを過ごさせてもらい、救われたかということがテーマでした。
十分伝わっていますよ!
八木さんのBlogを読んできた人ならそんな誤解をするわけがないと思います。ユーモアの中にもいつも野球や仲間への愛があふれていますよね。
八木さんの文章と写真のファンとしては気にせず今までどおり続けてほしいですが、(くだらないこととか)なかなか今までと同じようには書けなそうですよね。。。
ともかく、声をあげていないたくさんの人たちが、八木さんの文章や写真が好きで楽しみにしていることを伝えようと初めてコメントしました。
本当に名誉を傷つけられたと感じている当事者がいるとしたら、早く直接連絡とれるといいですね。
投稿情報: lashiki | 2008年2 月26日 (火) 21:53
書籍もブログも楽しく拝見してます。
…が、いつの間にかこんな騒動になっており驚いています。
セリエAへの所属云々の話はしっかりと伝えるべきだったと思いますが、
いずれにせよ本質は「思いもよらない海外の地でこんなにも真剣に野球を楽しんでいる人たちがいる」ということを八木さん自身の体験を通して広く伝えてくれたことだと思います。
その点で著書は十二分にその役割を果たしており、同時に一流のエンタテインメントを提供してくれていると思います。
僕のような単なる草野球人が、「自分も…」と妄想を楽しむことができてそれだけで満足です。
「うっかり」と等と言った文章のトーンは、編集者のディレクションが多分に影響しているかと思いますので八木さんだけを責めるのはおかしいかなとも思います(所属云々の話も含めて担当編集は自戒して欲しいですが)。
それに、少しでも野球を知っている人間であれば、セリエAが日本の元プロ(湊川さんのような)が参加しているレベルの高いリーグだということは一目瞭然です。
それを踏まえた上で、八木さんの体験したようなイタリア野球の一面もあるのだな程度にしか感じませんでしたが(ここは読者の感じ方次第なのかもしれませんが)。
ブログは是非続けてください。
長くなりましたが、これからも波乱万丈な八木さんの人生をブログを通じて追体験させてもらえれば嬉しいです。
※ちなみにコメント欄には、そもそも「投稿者削除機能」を追加したらどうでしょう?
投稿情報: 草野球人 | 2008年2 月27日 (水) 03:10
初めまして。いつも楽しく拝見させて頂いていますが、今回初めて投稿させて頂きます。
私は問題となっている書籍を発売当初に購入した者です。同書を何度も読み返しているので、今回の事の顛末はある程度理解しています。それを踏まえて生意気ながら小生の意見を述べさせて頂きますと、恐らく今度の件で問題となっているのは、
・2004年は観光で入国したにも関わらず野球活動での報酬を得ている
・イタリア野球を軽視したかのような表現
の2点だと思います。私は前者の問題については、私が知っている限りでは法的には相当黒に近いグレーゾーンだと思います。合法的に収入を得ても可能なビザを持っていない限り不法就労に当たる可能性があるにも関わらず、収入を得ていた件に関して堂々と書籍で公開してしまう事に問題があるのだと思います。この点につきましては、私も「あれ?」とは思っておりました。
しかし後者についてなのですが、正直に申しまして私はこのブログや本を読んだ所で「イタリア野球ってこんなもんなんだ」とは思ってもいませんでしたし、そう感じてもいませんでした。恐らく御本人が「あえてそのように表現していた」と思ったぐらいです。
何故かと言えばイタリア野球界には品田操士投手や前田勝宏投手、それに浦口雅広選手や湊川誠隆選手と言った、私のようないわば「野球マニア」ならずとも必ず知っているような選手が在籍していたのを知っていたからです。
偉そうな言い方になってしまうかも知れませんが、誤解を恐れずに言わせて頂きますと、そのような仮にもプロ野球や社会人野球で名の知れた選手の方々が、「草野球レベル」のリーグで様々な苦労されながらプレーしているなんて、到底思えなかったからです。
もし元プロ選手や都市対抗の補強選手に選ばれたような人が草野球の試合で本気を出せば、とんでもない結果が容易に想像出来るかと思います。が、大変失礼ながら、メジャーリーグで言う野茂やイチローと言ったような成績もインパクトも残しているような御活躍をされているかと言えば、そういうわけでもありません。皆さん何がなんでも外国人枠に収まっていようと必死だったはずです。
勿論、野球を知らない世間一般の人達から見ればそのような事実関係が分かるはずもなく、中には本当にイタリア野球は「草野球に毛が生えた」ぐらいのレベルだと勘違いする人が現れるかも知れませんが、しかし書籍の中にはイタリア野球を馬鹿にしたような表現は一つもありません。無論、読むひと個人個人の感性の差がありますので、意見は分かれる所かも知れませんが、イタリアに数年間滞在して素晴らしい思い出をお作りになられた方が、見下したかのような文章を書くわけがありません。
後者についての文章が長くなってしまいましたが、故に私は今回の件に関しましては少々過剰反応されている方が多いなと思ったのが率直な感想です(こうしてコメントを投稿している私もその中の一人かも知れませんが…)。
前者に関してはなんらかの対処はするべきかも知れません。しかし、表現云々でいろいろと御批判されている方々(個人・イタリア野球関係者と言った地位役職を問わず)に対しては弁明・釈明などされた方が宜しいかも知れませんが、だからと言って出版された書籍になんらかの手を加えると言った行為はするべきではないと思います。このようなブログをお持ちですので、こちらで御意見を述べられるだけで充分かと思います。
以上、勝手に小生の意見を述べさせて頂きましたが、これからも海外での御活躍、楽しみにしております。
投稿情報: 及川 | 2008年2 月28日 (木) 03:07
八木さん、はじめまして。
ひと月前くらいに偶然このブログの存在を知り記事は全部拝見いたしました。
何というか、色々な国の人たちのナマの顔を感じられて「ああ、みんな野球が大好きなんだなあ」とすごくほのぼのとしました。特に「オレはバレリア」のファンです(笑)。
八木さんの文章は謙虚且つフランクな人格が出ていてとても好きです。これからもその調子で楽しい日記を読みたいのです。決して当たり障りのない四角四面のレポートのようにならないで頂きたいと思います。
人は誰しも過ちを犯す生き物です。でもそれを認め許しあうこともできる生き物でもあります。悪意さえなければ誰も責め続けることなどできないはずです。
「ゴメン」ときたら「気にすんなよ!それよりみんなで野球やろうぜ!」って言えたら…大抵の争いは無くなると思いますよ。
ストレスにならない程度にたくさん記事を書いてくださいね!
投稿情報: 31歳児 | 2008年2 月29日 (金) 01:06
最近更新がないなあ~~シーズンオフだからな~と、
毎日のんきに思っていました。コメントはあまり読まないもので。。。
Iashikiさんとまったくの同感です。
八木さんの野球というスポーツへのあつくるしいほどの愛を感じておりますし、
イタリアやその他の地での素敵な出逢いに読んでいるこちらも感動し、
なにより、その素敵な文章と写真でもって日本以外の「野球」を生き生きと紹介してくださっていることに感謝しています。
難しいとは思いますが、できれば変わらず更新を続けて欲しいです。
このブログが大好きです!!いつもの日記を、待っています。
東京での試合も、頑張ってくださいね!!
投稿情報: さゆのこ | 2008年2 月29日 (金) 20:35
八木さま
楽しくブログや本読ませていただきました!!
ご本人のお人柄が忍ばれる文章大好きです。
久しぶりにブログ覗いたら何やら大変ですね〜。世の中ヒステリックな方々多いんだなぁ。なんか端から見るとどうだっていいじゃん・・て思います。
青い空に吸い込まれたボールを追いかけた少年の日々・・を思い出させてもらえた本の素晴らしさには何にも関係ない話です。
AでもCでも野球は野球。
彼の地でも。
八木さんの心意気はやっぱ面白いんです!!!
投稿情報: 木俣23 | 2008年3 月 2日 (日) 03:20
八木さま
楽しくブログや本読ませていただきました!!
ご本人のお人柄が忍ばれる文章大好きです。
久しぶりにブログ覗いたら何やら大変ですね〜。世の中ヒステリックな方々多いんだなぁ。なんか端から見るとどうだっていいじゃん・・て思います。
青い空に吸い込まれたボールを追いかけた少年の日々・・を思い出させてもらえた本の素晴らしさには何にも関係ない話です。
AでもCでも野球は野球。
彼の地でも。
八木さんの心意気はやっぱ面白いんです!!!
投稿情報: 木俣23 | 2008年3 月 2日 (日) 03:20
一般読者には確かに面白い内容、そしてそんなことはどうだっていいと思えるかもしれませんが、やはりイタリア野球に実際に関わっている人、そしてイタリアに在住している人は疑問を感じる内容だろうな・・とは想像できます。
八木様がもちろん悪気はないのはよくよくわかりますが。悪気がなかったら、不快感を味わわせてもいいのか?というとそうでもないですよね。(今回のことは一般の人に迷惑をかけるものではないし、この体験自体とても面白いものだから、好意的な意見が多いですけどね。)
ブログと書籍でどう違うの?という意見を読みましたが、書籍はお金を払って買う・・これが一番違うでしょう。実際、本が売れることによって、著者や出版社の方もお金が入るんでしょう?
今回は読者の皆様方はとても好意的ですが、本来なら記載ミスは許されないですよね。ビジネスにおいては。
楽しく読めればいいという人もたくさんいらっしゃるでしょうが、セリエAがそんな状態と思っていたら、実はセリエCのお話だった・・というのは、実際にイタリア野球のそばにいる方ほど、とても傷つくことなんではないですかね・・。
過剰反応かもしれませんが、こういう少数意見も大事ですよ。
以前コメントされていた、reggio baseball様のブログを拝見しましたが、本当に地道に努力してイタリア野球に対する愛情がとても感じられました。そちらも合わせて今回の件を考えると、どうだっていいじゃんとは私にはとても言えません。
(もちろん八木様も野球に対する愛情があるのは感じられます)
謝罪は確かに真摯な内容ですが、すべての疑問に対して説明してはいらっしゃいませんし。(滞在許可証のことなど)
八木様のご活躍は応援しますが、くれぐれも否定的意見にも目をつぶることのないよう、これからもどうぞ頑張ってください。
投稿情報: うの | 2008年3 月 2日 (日) 23:44
>31歳児さん
はじめまして、33歳児です(笑)
「オレはバレリア」ファンですか!
今彼女は漫画家の夢をかなえるために
ローマに渡ろうとしています。
はい、野球します!!
>さゆのこさん
おひさしぶりです!
更新がないのはシーズンオフだからと
本当にありがたい解釈です(笑)
とりあえず、去年の途中で終えてしまった部分を
新たに足しておきました。
またブログ再開します!
>木俣23さん
彼の地でも、球春は訪れはじめているそうです。
先月まではボールを持たない練習ばかりだったみたいですが
そろそろ本格的な練習がはじまったそうです。
メッセージありがとうございます!
>うのさん
うのさんからのメッセージ、常に心に留めながら
これからもブログを書かせていただきたいと思います。
それと、うのさんも書かれていました滞在許可証の件ですが
僕は2004年の6月にイタリアに入国する時点で
長期滞在ビザを持って入りました。
それがその後のイタリア生活ではすごく役立ちました。
今までブログや本では触れることはなかったですが
僕がイタリアで3年間を送る中で
ビザについては全く問題のない生活を送っていたので
そのことについては触れる機会も無かったということを
ご理解いただけるとうれしいです。
投稿情報: やぎ | 2008年3 月 6日 (木) 02:29
八木さん、
初コメントです。
僕は本屋でこのセンセーショナル題名に衝撃を受け、即買してしまった読者です。
元高校球児&元バックパッカーでしたが、今は都心で働く一介のサラリーマン。
八木さんの本から物凄くパワーをもらってます!
いろいろなご意見があると思いますが、八木さんらしく頑張ってください!
「出る杭は打たれる」は世の常ですからね~。
けど「出すぎた杭は打たれません!」
少しでも八木さんの活動を拡げるために目に留まるキャッチーなコピーは必要なはずですし、内容はイタリアと野球への深い愛を感じて止みません。
受け止めるべきところはあるのだと思いますが、遠慮し過ぎぬようこれからの活動も頑張ってください。
無責任なコメントですが、とにかく「応援してます」ということが伝われば幸いです。
「野球を楽しもう!」
投稿情報: ワールドスポーツ | 2008年3 月 8日 (土) 12:40
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投稿情報: トリーバーチ | 2011年11 月12日 (土) 15:00