「日本にいるとき、オレはマイノリティー」
のっけから押尾語録のような、この一言(笑)
これはアメリカに住んで、もう10年近く経つ友人が、最近僕に語ってくれた言葉で
彼は年に1,2度、日本に戻って短期滞在するたびにそう感じるそうだ。
それを聞いたとき僕は、須●元気のありがたいお言葉を聞いてしまったときのような
なんとも表現しがたい、甘酸っぱい気分にさせられた。わかりづらいか(笑)
さて、僕が東京に戻っていた2ヶ月ちょっと、色々なところに行った。
帰国したその日に平和島のオカマパブに連行され
美人さんのおっぱいを半強制的に触らされたり
浅草に行って“一番”と書かれたTシャツを買い
歌舞伎町のバッティングセンターでは、ほろ酔い気分のカップルを横目に
大玉の汗をかき「ふんっ、ふんっ」とか言いながら、渾身のフルスイングをかまし
神宮球場では、ヤクルトファンでもないのにビニ傘片手に東京音頭を歌い
マンガ喫茶に行っては『ガラスの仮面』と『エースを狙え』を読みあさり
とどめに真昼間のアキバで、メイドと手をつないでデートしているサラリーマンを見て
ニヤニヤしたりした。大満喫☆
でもやっぱり仕事をしているときが、1番東京にいることを実感させられる。
システマチック!みんな仕事が速い!!シエスタが無い!!!
素敵だぜ、ニッポン☆
しかしこれを『満喫』している状態って
逆に言うと「オレはマイノリティー」ってことになるんじゃないかと
ふと思ったりする。
オカマパブに行ったり、マンガ喫茶に行くのはニッポン人にとってはごく日常で
浅草に行っても“一番”Tシャツなどは買わず
例えアキバで2次元世界に遭遇しても
何食わぬ顔でやりすごせてこそニッポン人なんじゃないか、とか。
そういえば帰国した直後は、電車内から見える景色が新鮮で
半笑いで、食い入るように外の景色を眺めていたが
最近は車内に入るなり、i-podを聴きながら本を読んでいる。
やっと東京に馴染んできたってことなのか??
そんなことを考えていたら
ちょっと友人の言いたいことが分かった気がした。
>オカマパブに行ったり、マンガ喫茶に行くのはニッポン人にとってはごく日常
まあね、至極日常的な行動だよねそれは。
みんなけっこう今って会社行く前に軽く寄るみたいだし。
>車内に入るなり、i-podを聴きながら本を読んでいる
むしろこんなひとはいないよお洒落すぎて。
やっぱ個人主義の国のひとなんだなーって、感服せざるを得ない〜。
投稿情報: chihirock | 2006年12 月13日 (水) 12:54
なんかさ、最近発売した
クリップみたいなi-podを
これみよがしに付けてる
スーツの人がすごいたくさんいた。
なんかああいう姿見ると萌えるわ(笑)
踊らされすぎだぞ、企業戦士☆
え~、みんなi-pod&本じゃないの??
僕がイタリアでイメージしていた
東京人の電車内風景がこれだったのに。
あとPSPをがんがんやってるイメージ。
投稿情報: やぎ | 2006年12 月15日 (金) 23:45