寒い! あり得ないほどに寒い!!
この土地では、なぜかいたるところに温度計があって
例えばバス車内の壁に温度計が立てかけられていて
ふとそのとき、その場所の温度を知れたりする。
冬には-30℃を記録することもある所なので
温度に敏感になるのは当たり前のことなんだろう。
そして今日、試合に出る前に自宅のベランダにある温度計を見たら
なんと12℃を指していた・・・昨日まで8月だったのに。
球場にたどり着くと、風が吹いていた。
もう、なんというか試合にかける戦意を全て失わせる風だった。
身体の芯まで凍えてしまい、思うように動けない。
ランニングをいくらしてみても一向に身体が温まらず。
何より気持ちが温まってこない。
「家に帰ってゴロゴロしながら、暖かいスープでも飲みたいな~」
なんてノンキな気持ちしか沸いてこない。
これから大一番の試合を続けざまに2つこなさなくてはならない状況なのに・・・
しかも試合が始まる10分ほど前には、なんと雨が降り始めた。追い討ちか・・・
いったん球場を引き上げ、雨宿り代わりに各自の車の中に入り
雨が止むのを待つ。
「あぁ、今日はもう中止になんねーかなぁー」
野球選手が一番考えてはならないことを口にしてしまっている。
1回気持ちが切れたら、もう試合には入り込めない。
そんなこと解かっているのだけれど、気持ちが試合に入っていかないのだ・・・
「今日はなんというか・・・ダメかもしれない・・・」
雨が収まりグラウンドに戻った。
グラウンド内で水浸しになってしまった所がいくつかあったので
選手みんなでそこに土をかけ、水溜りを埋める。
その作業のため、試合開始時間を少し延長した。
土をかけながらみんなと話をする。
「いつも9月はこんなに寒いの?」
「いや、そんなことないよ。
去年のこの時期はいつも20℃くらいあったからね。
去年の今ごろは、野球にやるにはベストだったよ。
ヤギは寒い時期に野球やったことあるの?」
「一度、東京で雪が降る中野球をしたことがあるよ」
「あ、そうなんだ!オレたちも3年前に・・・」
そんな話をしていたら、空を覆っていた雨雲が割れはじめ
少しずつ青空が見え始めた。頭上の雲の動きがめちゃめちゃ速い。
「曇ってこんなに動きが速いのか・・・」
そんなことを思いながら空を見上げていたら
なんと、太陽が顔を出した。
あっという間に雲は消え去り、数分にして快晴になった。
そんな雲の流れを見上げていたら、おもいっきり感動してきて
テンションもぐっと上がってきた。
試合開始。
グラウンドコートを脱いでも肌寒さを感じない。
「大丈夫、動ける!」
そう思えたら、試合に集中できるようになっていた。
試合途中、少し空が曇り出したが
もうそのことは気にならなくなっていた。
この日の試合、1勝1敗。
それにしても初めて観たな、チームメイトの2打席連続ホームラン。
あれは凄かった。
しかし、もしあの寒さのまま試合が始まっていたら・・・
ゾッとするな。
あと1ヶ月間、頼む! 晴れ続けてくれ!!!
こんにちは!テレビの中のとらぞうさんにワクワク♪本物だ~。知ってる人だ~とたかしさんと興奮してみてました。
sakuraさんが東京ローカル映らない!!のに、反響電話がかかってくるよっと驚きの電話してきたよ~。
外国で撮ると、硬さとか発色とか変わってきますか?リトアニアとイタリアだと写真の感じが違うような印象を受けたので。ひとや建物の色合いが違うからかなぁ~??ちょっと気になったので。えへへ。
投稿情報: ゆきこ | 2007年9 月 4日 (火) 08:58
>酒師匠
師匠、かりんとうと相性の良いお酒ってなんなんでしょうか?
おぉ、サクラちゃんからも!!
うん、発色はやっぱイタリアともキューバとも違うね。
光の関係だと思う。空の色がまず違うしなぁ。えへへ。
濱中先生のこと聞きました。
びっくりした。
投稿情報: やぎ | 2007年9 月 5日 (水) 19:27