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八木虎造〜世界中で野球する男〜

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旅先案内人 ~リトアニア・カウナス編~

Img_80513


シチリアの滞在時にくらべ、リトアニア・カウナスにいる現在

「オマエの元に遊びに行ってやってもいい」

というメールなり何なりが格段に少ない(笑)


やっぱさぁ、イタリア、特にシチリアってなんだか知んないけど

魅力的だったんだろうなぁ。

日本の人が好きになる要素がいっぱい詰まってそうだしな。


それに比べて、リトアニアは・・・

いや、いいんだよ!

一人寂しい想いしながらYOUTUBEなんか夜な夜な見続けちゃったり

夏木マリ様がいろんなサイトに降臨中で、それを追っかけドキドキしながら

東京に想いを馳せる日々・・・。

リトアニアでライブやってくんねーかなぁ、マリ様☆


と、ふてくされながらカウナスを案内します。

とりあえず今回は宿編です。

僕はリトアニアに来てから今まで、6軒の宿に泊まった経験があるのだけれど

この宿が一番良かったなぁ。


Kaunas1

Kaunas2


カウナスのメインストリート沿いにあり、買い物や食事に出る環境はばっちりで

夜は車の通りも無いので非常に静か、

キッチン、足を伸ばせるバスタブ、衛星放送完備、

部屋の広さは30㎡は余裕である感じで、カップルなら2人で住んでも窮屈さを感じなそうな作りで

しかも海外の旅先では当たり前とも言える、水の出具合の悪さもなく

その他、不便さを一切感じない。

Kaunas3


で、1日5000円弱!!(シーズンによって若干変動するらしい)

どうですか!?


季節で言うと多分、今が一番良いと思う。

なんだろうか、「工場の鉄の匂い」とか「電線のシャーって感じ」が大好きで

「自然」の良さとかにいまいち反応できない僕ですが

ここの自然はヤバイ!!!

謎賭けっぽく言うなら「緑色って観たことある?」と口にしたくなってしまうくらい

木や森の色が凄い。桜の色とかって写真に写すの難しいじゃんか

ここの緑も、写すの難しいのよ!!

本当に綺麗なものって写真にして伝えるのって難しいのよねぇ☆

って、カメラマンとはとても思えないようなセリフを吐いてみる。

とりあえず、ナマで観てみたら??


いいよー、リトアニア☆

2007年5 月30日 (水) カテゴリー: リトアニア生活 | 個別ページ | コメント (16) | トラックバック (0)

洗礼の儀式みたいなもの

Img_7599


さてリトアニアに到着。

この空港に足を踏み入れたのは2回目だけど

なんか、足がすくむ感覚がある。

それこそキューバの空港のほうが、なんというか猥雑で

「“外国”に来た」という言葉の意味をかみ締めるのに充分な緊張感を与えるんだけど

このリトアニアの空港、なんか変だ。

空港がびっくりするぐらいに小さく

どちらかというと駅という感じだ。

飛行機の発着本数は国際空港にしては極端に少なく

2,3時間くらいに1本くらいしか飛んでいないような、そんなイメージなのだが

空港到着ロビー、ロビーというには小さすぎるたまり場のようなところには

いつも人が溢れている。

バットを何本も持って飛行機に乗っている関係上

荷物置き場では必ず一番最後まで待たされる僕、

荷物を運んでくるベルトコンベアの周辺に、もう乗客はいない。

一番最後の乗客である僕が荷物を手にして、ロビーに出ると人だまり。

この人たちは2,3時間後に到着する飛行機をまっているのだろうか??


そして彼らほぼ全員が、野球道具だのカメラの機材だのをカートに載せながら歩いている

僕の一挙手一投足を、横目で見守っている。顔は決して正面を向かない。

でも僕の行動は見逃さない。そんな屈折した視線をもろに感じる。


『これがこの国のやり方か・・・』

イタリアの、外国人に対する好奇の目は、真正面を向いていた。

作業の手を止め、会話の口をふさぎ、ただひたすら僕を見つめていた。

親の足元にいた幼児は、僕に向かって指を刺した。異物を見る目で笑っていた。

親はそれを制止しなかった。

キューバは、見慣れないアジア圏からやってきた僕を見て

真正面に僕を捕らえ、口はぽかんと開き、ただただ驚いていた。

そしてその後、大人も子供も声をそろえて「アチョー」と言いながら

インチキな空手の型をきった。

そしてここリトアニアは、横目で僕のつま先から頭までを舐めるように見ている。

正面からは見ようとせず、横目だ。顔はどちらかというと余裕がなく

「かなり予想外の人物が俺の目の前にいるんですけど!」

とでも言いたげだ。


僕がそんな彼らの前を通り過ぎる・・・

彼らは横目を止めて、今度は僕の全身・後姿をガン見している仕草が

背中越しからも受け取れた。

でも僕は振り返らない、いちいち振り返っていたらキリがない。

それほど、飛行場にいた人たちは同じ行動をとった。

言うまでもなく、いままで訪れたどこの国よりも薄気味悪い。


僕はそういう国に来た。

2007年5 月17日 (木) カテゴリー: リトアニア生活 | 個別ページ | コメント (7) | トラックバック (0)

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