~~許容範囲を超えて不味いと、笑みが出るんだね~~
俺はフランスが好き。もうフランスの全てが好きだ。
もしラッキーにも女子に産まれていたなら
今はなき、雑誌『オリーブ』を毎号端から端まで読み漁り
肩幅を整形してでも、あの手の服を着まくるのは当然のこと
大学は仏文科に通って、いい歳になったら“フランス男と結婚する”
という意味不明な人生プランの旗のもと
留学先のパリで色んなことに必死になって生きていたかもしれない(笑)
まぁそんな叶わぬ夢はもうとっくにあきらめたが
「日本で何か起こって、亡命をするならフランスだな」と
憂国過ぎるが故の心構えがあり、未来への準備も怠っていない☆
そして、そんな熱い想いはイタリア時代に爆発した。
仕事が暇なときに
よく仕事仲間と、仕事場沿いの道を歩く観光客を眺めていたのだが
観光でシチリアに訪れる女の子たちが
どこの国から来た子なのかを当てるゲームをいつも2人でやっていて
そこで僕は、かなりの確率でフランス人の女の子かどうかという見極めが出来るという
完全に無駄な能力を備え付けた。
とりあえず、イタリア女かそれ以外かという区別はすぐにつく。
特に「アタシ、服に命懸けてるから☆」みたいな女ほどわかりやすい。
この手のイタリア女は得てして露出狂な上に
アイテムが1ポイントも2ポイントも多い。なんか野暮ったい。
「昼真っから勝負しすぎっすよ」と忠告してあげたくなるのがイタリア。
ところがフランスの女の子は違う。
もちろん旅行に持って来ている服というのを考慮した上でも
ちょっとくたくたになったTシャツの絵柄が
トキメキの1ポイントを放っていたりする。
靴も少し泥をかぶっていたりするが、可愛さが充分に伝わってくる。
なんか肩の力の抜け加減がステキだ。ちょっと日本の女の子もそんな感じがする。
洋服にあまり気を遣っていないような女の子もしかり、なんか違う。
ユニクロなんかで買ったのかもしれないような服を、可愛く着こなせるのは
もう日本かフランスの女の子くらいにしか出来ない芸当だと思う。
そもそもイタリアで無地のTシャツを探すことの方が難しいし。
あ、僕はフランス人を通して望郷の想いをつのらせていたのかもしれない☆
こんなことをぐだぐだと書いていて、何が言いたいのかというと
キューバのケーキは不味いということだ。
想像を絶して不味い!
写真では味が伝わらないのが本当に残念!!!
ここに来てから3度食べたのだが、3度目が酷かった。
いや、1,2度目に比べたら美味いほうだった。
いや、3度とも「久々に不味いものを口にしたぜ!」という感想に変わりはなく
順番がどうとかの範疇にない・・・
ところが、3度目のケーキを食べていたキューバ人は口々に
「このケーキは美味しいわね、どこで買ってきたの?」
などとケーキを褒める言葉を口にする。
年ごろの女の子2人なんかは
「もう夜だから我慢したいけど、我慢できないのー☆」
と言わんばかりに、2つ目を2人で食べあっている。
しかも2人とも、これ以上無いような至福の笑顔だ。
『こいつらホンキか・・・これ、罰ゲームのケーキとかじゃねーだろうな??
何より、この白いクリームみたいなのは何だ??不味すぎる・・・』
そう僕は心の中でつぶやいても、もちろん口には出さない。
この場にはキューバ人たちの中に混じって、外国人の僕が1人
「ヤギ、このケーキ美味しい??」
と聞かれることはもう既に計算に入れてあるので
僕は満面の笑みを作りながら食べている。
「うん、すごく美味しいよ!」と答えるための準備はもう既にできている。
何より最初に覚えたスペイン語。これが僕の武士道☆
なんとか、謎の甘い塊を全て口に押し込め
おもむろに、それが梱包してあった箱をのぞいてみた
梱包してあった箱には“フランスのケーキ”と書いてあった。
同じようにその箱を見たもう1人が
「う~ん、フランスのケーキだから美味しいのね☆」
「あ、フランスのケーキなのか!あのお店のだろ、ほらあのホテルの・・・」
そんな話題でみんな盛り上がっている。
“キューバ人の脳裏=フランスのケーキは美味い”なのか。
まぁ解かる気もするけど・・・
しかし1,2度目のケーキには“フランスの”という注意書きというか
うたい文句は無かった。それと3度目との違いがさっぱりわからん・・・
ど真ん中の赤いさくらんぼのニセモノみたいなヤツがあるかどうかとか
そこらへんのことなのか??
この違いが解からない僕の舌は味覚音痴なのか??う~ん、ちょっと屈辱・・・
もう、ぜひフランス人に食べてもらいたい!
シチリアで僕が経験した
中華レストランのくせにタイ人が経営し、厨房も全員タイ人という店で
満を持して出された『寿司セット』に
稲荷寿司らしきモノが混入していて
その謎の物体を食わされたときのトホホ感を
ここに来たフランスの人たちも感じたりするのか??
いや、僕の愛するフランスだもの
きっとエスプリのばっちり利いた一言で
キューバの人たちを暖かく包み込むに違いない☆ホントか??(笑)
これを許容できる男気見せられたら、今すぐ大使館に駆け込むわ。
僕をフランス人にしてくれ☆
見たところ、バタークリーム的ケーキだな。毒々しさがたまらないような。
ところで、昨年末、秋山成勲が、
今後の格闘界を引っ張る存在であることを、
堂々と証明しました。桜庭、歯が立たず。
投稿情報: たかし | 2007年1 月 4日 (木) 13:20
ギザカワユスなケーキなのに!!
でもアメリカもケーキまずくないか?
10年以上前の記憶だけど、スーパーで見かけたケーキはみんなこんな写真みたいな感じで、更に着色料満載のショッキングなピンク色でした☆
味?
スゴカッタヨー!
>たかし
バター とかいう概念を捨ててかかってくれ!
投稿情報: chihirock | 2007年1 月 7日 (日) 03:20
takashi
eeeeeee maketano??????
aaaaaa,,,, ha ga tatanakatta tte
zenzen ?? usso....
chihirock
a, AMERICA mo mazusoudana.
demo CUBAsei ha souiuno wo koete
mazui !!! kore wo CAKE to iiharu dokyou dake ha katteyaru.
投稿情報: yagi | 2007年2 月13日 (火) 02:40