~キューバからメリークリスマス☆~
ハバナの日昼は30℃をはるかに越えて、シチリアの夏よりも暑い。
湿気が多く、少し歩くだけでも汗がだくだくと滴り落ちる。
木陰に吹く涼しい風が恋しい・・・
そんなカリブの小島にだってクリスマスはある。
どの家庭も、友人や親戚を招くために何日も前から掃除をして、ツリーを飾りつけ
そして普段は外国人くらいしか手にしないアルコールや食材を買いに
遠くのマーケットまで買い物に出る。
この国のある人は、その家で使われることの少ない食器セットを招待客に贈った。
『約700円』と書かれた値札をはがし、
タンスの奥に大事にしまわれてあった
使い古しの包装紙を持ち出し、食器セットを丁寧に包む。
そして、やはりタンスの奥からクリスマスカードも引っ張り出す。
どのカードもかなりの年代物で、どれも茶色く色あせている。
裏には『1950・USA』と示してあった。
そしてカードを開くと、一度すでに使われた形跡があって
そのメッセージ部分をきれいにはがしてある。
きっと誰かから贈られたカードなのだろう。
「ここ(はがされたメッセージ部分のページ)はどうしたの?」
その人は質問に答えるために、またタンスの奥から1冊のノートを取り出す。
そのノートには友人からの手紙、外国の料理が書かれた新聞の切り抜き
誕生日のメッセージカード、そしてクリスマスのメッセージ部分が書かれた紙などを
きれいに、大事に大事に、宝物を扱うように貼られてあった。
カードに向かって独り言のように
「この人にはこのカード。あの人にはこれがいいか・・・」
とつぶやき、そして1人ずつに丁寧にメッセージを書く。
笑顔のままペンを走らせている。本当に幸せそうだ。
きっとこれを贈られた相手は、このカードを大事にしまい
そしてまた機会が訪れたときに
自分へ宛てられたメッセージをはがし
愛する誰かのために、微笑みながらメッセージをしたためる。
ここは社会主義国。物は無い。
クリスマスプレゼントにX‐BOXやケイタイを子供に贈る習慣もなければ
ブランド物のバッグを恋人にプレゼントしない。
そして、みんなで食事をするテーブルの真ん中に燭台が1つ。
ロウソクに火をつけ、それを囲む。
普段、味気ない蛍光灯が当たり前なこの国の人々の顔を
一気に赤い光が、暖かくロマンティックに照らす。
物が無い代わりに、人を楽しませる心と方法が、ここにはある。
楽園・キューバから、メリークリスマス!!
右の、鳥とトナカイのカードかわいい!
キャンドルの暖かな光が、きらきらの宝石みたい☆
むぎーー!!どこでもドアをくれ!!
今日朝9時起きで、もうすぐ24時間
起きてるけど、起きてて良かったよ!!
去年の今頃、津波で大変だったのに
やぎちゃんと連絡とれなくてマジで
みんなでパニクってたからな〜。
思い出すわ。
それで、蒲田から電話くれたから。
来年早々、それでよろしくお願いしますよ。
投稿情報: UNIKOVと南 | 2006年12 月27日 (水) 07:18
キューバではブログアップも一苦労のようですね。
キューバでの野球事情も楽しみにしてます。
今年はもうネット見れないのかな?
では、早めの挨拶をw
良いお年を!
投稿情報: muwmuw | 2006年12 月28日 (木) 02:24
uni mina
kotosi ha kekkyoku dousitandakkeka....
nenmatu ka, haruka mukasi no youna...
muwmuw san
CUBA ha hito kurou desita!!
ima MEXICO desu. rakuni narimasita (warai)
投稿情報: yagi | 2007年2 月13日 (火) 03:00